偽物を見抜くための5つのポイントとは!?
コーチという人気ブランドの商品は、その人気故に偽物も多く出回っています。特に最近では、フリマアプリの普及により、中古で購入した商品が偽物だったという事件が増えています。
偽物事件の増加により、中古で購入した後に「もしかして偽物?」と不安に感じる方も多いです。
この記事では、コーチの商品が偽物か本物かを見極めるポイントや、見極められない場合の対処方法についてまとめました。
コーチの商品に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
1.刻印で判別する
コーチの商品には、ブランド名の刻印がファスナーに入っています。刻印を注意深く確認し、文字がしっかりと分かるように刻まれているかどうかを見ることが重要です。
本物の商品では、一文字一文字が明瞭に表示されています。もし文字がつながっていたり、ぼやけていたりする場合は、偽物の可能性が高いと疑うべきです。
2.キャンバス柄で判別する
コーチのブランドの頭文字である「C」を使ったキャンバス素材があります。本物の場合、CとCの間隔が非常に狭く、糸目が1本しかないのが特徴です。
偽物の場合は、糸目が2本あり、本物と比べてCの隙間が大きくなりがちです。キャンバスの柄を注意深く見ると、全体的なパターンと細かい部分のパターンを比較することが重要です。
3.ロゴの枠組み
コーチのロゴは、絵画の額縁のような飾り枠が特徴です。偽物のコーチでは、単純に丸で囲まれた飾り枠だけが存在する場合があります。
ただし、囲み枠だけでは細かすぎて気づきにくいこともあり、判定が難しいかもしれません。
囲み枠だけでなく、文字がつながっていたり崩れていたりしないかも確認し、複合的な要素を総合的に判断しましょう。
4.パッチの刻印
グリードパッチとは、バッグの内部に取り付けられた革のプレートのことです。コーチのグリードパッチには、「LEATHER」と「QUALITY」の後ろにピリオドが付いています。
偽物の場合、LEATHERやQUALITYの綴りが間違っていたり、ピリオドが存在しない場合があります。これは偽物かどうかを判断する一つの基準となります。
ただし、元々グリードパッチが存在しない商品や、ピリオドが入らないモデルも存在するため、注意が必要です。
4.縫い目の処理方法
コーチのシグネチャーは、横糸1本と縦糸6本で縫合されています。
本物の場合、糸の数だけでなく、1インチあたりの縫い目も厳密に規定されています。縫い合わせの処理も見極める重要なポイントです。
本物の場合、1インチあたりには12目の縫い目が存在します。
目数の判定は素人にとってはやや難しいかもしれませんが、偽物の場合は縫い目がゆるかったり、逆にきつすぎて形状が損なわれていたりすることがあります。そのような場合は、偽物を疑うべきです。
5.刻印のスナップ
コーチのバッグや財布に使用されているスナップには、コーチ商品であることを示す刻印がされています。
刻印されるのは「COACH®」または「ROMAG」という単語です。
もしスナップに刻印がなかったり、刻印があっても書かれている単語が異なる場合、またはスナップが正しく閉まらない場合は、偽物の可能性があります。
まとめ
今回は、コーチの偽物についてご紹介しました。
人気ブランドが増えるにつれて、偽物商品もますます広まっています。素人には見極めが難しいほど、非常に巧妙な偽物が増えています。
今回ご紹介した見極めのポイントを参考に、まずは自己判断を行ってみてください。しかし、難しい場合は鑑定士や買取店など、プロの知識を頼ることもおすすめです。
中古で商品を購入する場合も、見極めのポイントをしっかりチェックしてからお買い物をすることをお勧めします。