クリスチャン・ディオールは、長年にわたりファッション界をリードしてきた、世界でも最高のファッションデザイナーの一人です。
彼のブランドからは、さまざまなバッグなども提案されており、現代でも多くの女性を魅了し続けています。
ダイアナ妃も愛用するレディディオール
ディオールは日本でも非常に人気の高いブランドであり、ほとんどの人がその名前を知っています。
シャネルやエルメス、ルイ・ヴィトンと並んで、フランスを代表する老舗の高級ブランドメゾンです。
フランスの高級ブランドの中でも、特にフェミニンで女性らしく、エレガントで優美なイメージが強いと言えます。
そのエレガントなデザインやセンスは、ヨーロッパの貴族や王室に特に愛されており、オートクチュールコレクションのドレスやソワレはパーティーやレセプション、外交訪問などで着用されることが多いです。
特にプリンセスダイアナはディオールを愛し、積極的に身に着けていました。
彼女は高身長で美しい顔立ち、ブロンドヘアが魅力的で、ディオールのドレスを見事に着こなし、多くの人々の羨望を集めました。
ディオールはダイアナ妃の魅力を一段と引き立てるため、彼女のためにドレス制作に尽力しました。
ドレスだけでなく、ダイアナ妃のファッションアイテムも制作しており、1995年にはパリを訪れる際に特別にダイアナ妃のためにレディディオールというバッグを制作しました。
このバッグはもともとシュシュという名前で販売されていましたが、ダイアナ妃への敬意を込めてレディディオールと改名され、一般市場でも販売されるようになりました。
3種の選び抜かれたラムスキン
レディディオールのバッグはもともとキルト生地で作られていました。
キルト生地のレディディオールは、ややカジュアルな雰囲気がありました。
しかし、ダイアナ妃のためにバッグを積極的に制作したことをきっかけに、皮革素材のレディディオールが多く制作されるようになりました。
素材をキルトから皮革に変えるだけで、重厚感と気品が増し、よりエレガントな雰囲気になりました。フォルムやステッチ、そしてDIORのチャームなど基本的なデザインはそのままに、素材の変更によりイメージが変わり、さらにファン層が増えました。
ダイアナ妃が皮革のレディディオールを使ったことで、各国の王妃や王族の人々にも愛用されるようになりました。
ブラックデニムスキンは丈夫であり、普遍的で、そこに施されるカナージュステッチを見るだけで、すぐにディオールであることが分かります。
肌触りはなめらかで柔らかく、肌になじみが良く、カナージュステッチによってエンボスが現れ、バッグの表情を豊かにしています。
ブラックカラーにゴールドやシルバーのDIORチャームが高貴な雰囲気を漂わせます。
レディディオールのサイズ展開はミニ、ノーマル、ラージの三種類があります。
ミニサイズはパーティーのクラッチバッグとして、ノーマルはデイリー使いに、ラージはビジネスバッグとしても使える便利なラインナップです。
豊富なカラーから自分の色を選べる!
初期のレディディオールは、主に濃紺やブラックなどの定番で普遍的なカラー展開が主流でした。
バッグの内側には赤い生地が使われ、美しいコントラストが際立っていました。
サイズ展開も豊富になるにつれて、カラーバリエーションも増えていきました。
特にミニサイズのレディディオールは、パーティードレスに合わせてクラッチバッグの代わりに使用されることが多くありました。
パーティードレスに合わせる際、黒や濃紺だけではコーディネートが難しいため、さまざまなカラーバリエーションが提案されるようになりました。
特に「ローズプードル」は、新たなディオールの代表的なカラーとして注目されました。
優しいピンク色は、レースのドレスや白やパープル、ブルーなどのドレスとも相性が良く、シックな装いにも素敵なアクセントとなります。
また、光沢のあるシルバーカラーなども追加され、マニッシュな黒のパンツスーツなどにも合わせやすくなりました。
アイボリー色は優雅で嫌味がなく、ニュートラルでカジュアルなTシャツやジーパンスタイルとも調和するカラーとして人気を集めました。
豊富なカラー展開により、幅広い顧客層のファッションセンスに合わせた個性的なレディディオールを選ぶことができるようになっています。
一歩先の自分になれるレディディオール
レディディオールを取り入れることで、気品や高貴さ、エレガンス、そしてフェミニンさを感じるワンランク上の女性になることができます。
ファッションやセンスに自信がなくても、シンプルな黒や白のワンピースにレディディオールを合わせるだけで、洗練された印象を演出できます。
レディディオールにはゴールドやシルバーのチャームが目を引き、華やかさを与えてくれるため、他のジュエリーやアクセサリーをつける必要がありません。
また、付属のストラップを使って、肩から掛けたり斜め掛けにしたりすると、異なるスタイルを楽しむことができ、装いに変化を加えることができます。
ストラップを付ければ、ビジネスシーンや通学時にも活用でき、使い勝手が広がります。
新しいレディディオールのストラップには、ピンを付けることができる仕様になっており、選んだピンによって表情を変えることも可能です。
にこちゃんマークやDIORのブランドロゴ、ABCなどのピンを選ぶことで、エレガントなレディディオールにカジュアルで楽しい一面をプラスし、雰囲気を変えることができます。
さまざまな場面に合わせて、レディディオールを選ぶことで、自分のスタイルや個性を表現することができる女性こそが、最もお洒落で素敵なレディと言えるでしょう。
レディディオールの魅力とは?
レディディオールは、古くから濃紺やブラックのラムスキンにカナージュステッチが施されたバッグとして、ディオールを代表する定番のイメージを持っている人が多いでしょう。
しかし、最近では固定概念を覆し、新しいイメージを表現したレディディオールも増えています。
ラムスキンにとらわれず、キャンバス地やレース、スパンコールの施されたシルクサテンなど、さまざまな素材が用いられるようになりました。
特に輝きのあるスワロフスキーをバッグ全体に施したデザインは、希少でレアなアイテムとして多くの女性を魅了しています。
近年の特に人気なのは、光沢が強いメタリックカラーのシルバーです。
シルクサテンにはゴールドやシャイニーピンク、シャイニーブルーなどのカラーもあり、パーティーバッグとしても使えるようになりました。
斬新なデザインではヒョウ柄を取り入れたバッグも登場し、個性を表現するアイテムとして人気です。
持ち手には透明のプラスチック素材を用いたクールな印象のレディディオールも存在します。
最近のレディディオールは、持つ人に気品や高貴な雰囲気をもたらすだけでなく、見る人にも魅了し、装いにインパクトを与えるものが増えています。
デザインの多様性や素材の選択肢が広がることで、さまざまなファッションスタイルに合わせたレディディオールを選ぶ楽しみも増えているのです。
まとめ
レディディオールはクリスチャン・ディオールの代表的なバッグであり、長く愛される普遍的な魅力を持っています。
最初はダイアナ妃のために特別に制作されたバッグで、その後一般市場でも販売されるようになりました。
ラムスキンの素材は肌触りが良く、サイズ展開もミニ・ノーマル・ラージの3種類が用意されています。カラーバリエーションも濃紺や黒だけでなく、ローズプードルやアイボリーなど豊富に展開され、人気を集めています。
ストラップを付け、ピンを使って変化を加えることで、洗練されたお洒落な女性に一段とランクアップできる素敵なバッグです。
また、ヒョウ柄やスワロフスキーなどのインパクトのあるデザインのレディディオールも登場しており、周囲の人々を魅了することができます。