イタリアのブランド、フェンディは日本でもモデルやタレントたちに愛用され、人気があります。特にレディース向けのバッグやレザー小物は、若い女性たちにも人気です。こうした有名ブランドのアイテムは、買取店でも高い需要があり、強化買取が行われることもあります。
今回は、買取店を利用する際に重要な情報として、フェンディの偽物と本物を見分ける方法を紹介します。偽物にはいくつかの特徴が存在するため、チェックポイントを把握することで、一定程度の判断が可能となります。
1.金属プレート
フェンディのバッグには通常、「FENDI」といった文字が内側に刻印されています。精巧に作られた偽物の場合、このような刻印も本物と同じように存在することがありますが、刻印された文字には違いが見られる場合もあります。
例えば、「MADE IN ITALY(イタリア製)」といった刻印が大きくデザインされている場合は、注意が必要かもしれません。本物のフェンディのバッグにも国名は刻印されていますが、ブランドのロゴとのバランスを考慮してデザインされています。国名のみが過剰に目立つということは通常ありませんので、その他の要素を確認し、慎重に判断することが重要です。
2.シリアルナンバー
フェンディの本物と偽物を見分ける際に最初に注目すべき点は、シリアルナンバーの有無です。本物のフェンディバッグには通常、シリアルナンバーが付与されています。このナンバーは、裏地のラベルなどを調べることで見つけることができることが多いです。
もし、どこを探してもシリアルナンバーが見つからない場合は、高い確率で偽物である可能性がありますので、注意が必要です。
3.ブランドロゴ
本物のフェンディ製品には、レザー部分に「FENDI」というロゴが型押しされています。ロゴの位置は製品のデザインによって異なりますが、通常は目立ちすぎない場所にさり気なく配置されています。文字のデザインは洗練されており、ロゴ自体も読みやすい形に整えられています。
一方、偽物の型押しは、文字が歪んでいたり、一部が欠けていたりするため読みにくいことがあります。
4.レザーのクオリティ
本物のフェンディと偽物の違いは、使用されているレザーの品質によって明確に現れます。本物は高品質なレザーが使用されているため、触り心地が良いです。表面は滑らかでシワが少なく、不快なにおいもほとんどありません。
一方、偽物の場合は、表面にザラつきやシワが見られることが多く、レザー自体のにおいも強いことがあります。触り心地も少しゴワゴワしており、本物と比べて手に持ったときの肌触りがやや異なる場合もあります。
5.ベルト穴やステッチ
フェンディのレザーアイテムには、デザインにステッチが施されていることがあります。本物の場合、こうした部分の仕上げも丁寧になされていることが一般的です。また、ベルトの穴も美しく整えられています。
一方、偽物は細部の仕上げが雑なことが多く、その結果、ステッチがすぐにほつれたり、ベルトの穴が広がったりする場合がありますので、注意が必要です。
6.細かいデザインの作り込み
誤って偽物を購入してしまうことを避けるためには、細かい部分のデザインに注目することが有効な方法の一つです。たとえ同じようなカッティングであっても、ドレスの場合はポイントとなるデザインに違いが生じることがあります。
胸元の刺繍やビジューの配置などは、完全に模倣することが難しい部分ですので、特に注意深くチェックする必要があります。
まとめ
Fendiのバッグについて、それぞれ偽物と本物を見分ける方法を紹介しました。買取店に査定依頼する前に、偽物であることを見抜くことで大きなトラブルを回避できます。品物を売る際は、信頼関係を築きながら価格交渉することも重要です。取引前に自身の信用を損なわないように心掛けましょう。
売却を考えている場合は、日常的な手入れも丁寧に行うことが重要です。また、保管状態が良いほど高値での売却が期待できます。さらに、付属品などもすべて一緒に買取に出すと、高価買取の可能性も高まります。
買取店での購入を検討している場合は、今回紹介したさまざまなポイントを確認し、本物の商品を手に入れるようにしましょう。