
30年前のシャネルバッグの買取価格・相場についてお悩みですか?この記事では、ヴィンテージシャネルの人気の理由、30年前と現在の価格比較、人気モデル別の買取相場、高価買取のコツ、真贋の見分け方などを徹底解説!
価格高騰が続くシャネルバッグの中でも、30年前のヴィンテージアイテムは希少価値が高く、高額買取が期待できます。
この記事を読めば、お手持ちのバッグがどれくらいの価値があるのか、どうすれば高く売れるのかが分かります。売却を検討している方はもちろん、ヴィンテージシャネルに興味のある方も必見です。
目次
30年前のシャネルバッグが人気の理由
近年、ヴィンテージシャネルの人気が高まっています。特に30年前のシャネルバッグは、コレクターやファッション愛好家の間で注目を集めています。その人気の理由には、様々な要因が絡み合っています。
価格高騰でヴィンテージ需要増加!
シャネルのバッグは近年価格が高騰しており、新品の購入が難しくなっている現状があります。そのため、比較的価格が抑えられているヴィンテージ市場に注目が集まり、需要が増加しています。
価格高騰により手が届きにくくなった新品に対し、ヴィンテージシャネルは手の届きやすい価格帯で購入できるため人気が高まっています。
高品質で長く使える
シャネルのバッグは素材の選定から縫製まで、非常に高い品質で作られています。
30年前のバッグでも、丁寧な作りで耐久性が高いため、現在でも十分に使用できる状態のものが多い点が魅力です。
むしろ近年の量産モデルよりも丈夫で丁寧な作りであると評価されることもあり、中古市場でも高い人気を誇っています。
デザイン性と豊富な種類
シャネルのヴィンテージバッグは、時代を超えて愛される洗練されたデザインが特徴です。マトラッセやダイアナ、2.55など、アイコニックなデザインが多く、現代のファッションにも合わせやすいことから、幅広い層から支持されています。
また、90年代特有のデザインやディテールも人気の一つです。
希少価値の高さ
30年前のシャネルバッグは、現在では製造されていないモデルやカラー、ディテールが存在します。入手困難な希少性から、コレクターアイテムとしての価値も高まっています。
特に限定品や珍しいカラーは高値で取引される傾向があります。
リユースに対する価値観の変化
近年、リユース品に対する価値観が変化しています。環境意識の高まりや、サステナビリティへの関心の高まりから、中古品を積極的に利用する人が増えています。
また、フリマアプリの普及などにより中古市場が活性化し、中古品への抵抗感が薄れていることも要因の一つです。さらに、ミニマリストやタイパ(タイムパフォーマンス)といった考え方の広まりも、中古市場での需要増加に繋がっています。
外国人観光客にも人気
日本の丁寧な文化から、状態の良い中古品が豊富であると認識されている日本は、外国人観光客にとっても魅力的な市場となっています。
特にシャネルのような高級ブランドバッグは人気が高く、高品質なヴィンテージシャネルを求めて訪日する観光客も少なくありません。
30年前と現在のシャネルバッグ定価比較
高級ブランドの代名詞ともいえるシャネル。例えば人気ラインの「マトラッセ」は現在の定価は80〜200万円ほどですが、30年前は15〜20万円ほどで購入できました。
30年前のシャネルバッグの価格帯
20〜30年前ほどは、シャネルの定番モデル「マトラッセ」は、定価で15万〜30万円前後で購入できました。もちろん当時としては高級品ですが、それでも現在と比べると非常に手頃です。
発売時期 | おおよその定価 |
---|---|
30年前(1990年代前半) | 15万〜20万円前後 |
20年前(2000年代前半) | 20万〜30万円前後 |
10年前(2010年代前半) | 40万〜50万円前後 |
現在のシャネルバッグの価格帯
一方、近年のシャネルの「マトラッセ」のバッグの定価は100万円を超えるものも多く、例えば2023年時点の新品定価(小売希望価格)は以下の通りです。
シャネル公式サイトを参照しています。
モデル | サイズ | 品番 | 定価(税込) |
---|---|---|---|
ミニ クラシック ハンドバッグ | 13.5 x 17 x 8cm | A35200-Y04059-94305 | 80万5,200円 |
ミニ クラシック ハンドバッグ | 12 x 20 x 6cm | A69900-Y04059-94305 | 83万8,200円 |
クラシック スモール ハンドバッグ | 14.5 x 23 x 6cm | A01113-Y01864-C3906 | 167万6,400円 |
クラシック ラージ ハンドバッグ | 19.5 x 30 x 10cm | A58600-Y01864-C3906 | 187万9,900円 |
クラシック マキシ ハンドバッグ | 23 x 33 x 10cm | A58601-Y01864-C3906 | 198万1,100円 |
シャネルの定価上昇の理由
なぜシャネルの価格はこれほどまでに上昇しているのか、理由には以下が考えられます。
- ブランド戦略
- 原材料費や人件費の上昇
- 為替レートの影響
シャネルは意図的に価格を上げることで、「簡単には手に入らない」ラグジュアリーなイメージを保ち、ブランド価値を高めています。
また、原材料費や人件費の上昇、為替レートの影響も要因のひとつです。とくに物価上昇や流通コストの増加は、定価に大きく反映されていると考えられます。
30年前のシャネルバッグ買取価格相場|人気モデル別
30年前のシャネルバッグの買取相場は、全体的なボリュームゾーンは3〜30万円ほど。人気モデルで状態のかなり良好なものであれば、70万円を超える場合もあります!
シリーズや状態で大きく異なるため、以下で詳しく見ていきましょう。
金額はあくまで参考です。実際の買取金額は、製品の製造年やモデル、状態、市場需要により大きく変動します。
マトラッセ
状態 | 買取価格相場 |
---|---|
一般的な劣化・使用感あり | 6〜20万円 |
非常に状態がよく、使用感がないもの | 30〜60万円 |
シャネルの代名詞ともいえる「マトラッセ」は、格子柄のキルティング加工を施したレザーバッグ。ヴィンテージ市場でも圧倒的な人気で、とくに「ラムスキン」のマトラッセへの需要は高いです。
ラムスキンは柔らかさ・しなやかさが魅力な一方、デリケートな革のため、30年前のバッグとなると、長期保管中に水分が飛び、ひび割れが発生しているケースも多いです。
一般的な劣化・使用感であれば、現在の人気も加味し、買取価格のボリュームゾーンは6〜20万円。逆に、ラムスキンで状態が良ければ、モデルやサイズ感・カラーにより30〜60万円の高額査定のチャンスがあります。
2.55
状態 | 買取価格相場 |
---|---|
一般的な劣化・使用感あり | 6〜20万円 |
非常に状態がよく、使用感がないもの | 30〜60万円 |
1955年2月、ガブリエル・シャネルがデザインしたことから名付けられた「2.55」。マトラッセ同様のキルティングデザインが多く、全体の相場感としてはマトラッセと同程度の6〜20万円となります。
女性が両手を自由に使えるようにと考案されたチェーンストラップは、ファッションの歴史に革命を起こしました。シャネル公式サイト
ダイアナ
状態 | 買取価格相場 |
---|---|
一般的な劣化・使用感あり | 10〜30万円 |
非常に状態がよく、使用感がないもの | 40〜70万円 |
故ダイアナ妃が愛用していたことから名付けられた「ダイアナ」。マトラッセ同様のキルティングデザインに、丸みを帯びたフォルムと太めの縁取りが特徴です。廃盤となっているため、ヴィンテージ市場で非常に人気があり、買取相場のボリュームゾーンは10〜30万円。
横幅22cmモデルと25cmモデルがあり、特に22cmモデルの需要が高いです。
マドモアゼル
状態 | 買取価格相場 |
---|---|
一般的な劣化・使用感あり | 6〜30万円 |
非常に状態がよく、使用感がないもの | 35〜70万円 |
縦型キルティングが特徴の「マドモアゼル」。定番のマトラッセとは異なる雰囲気で、個性派やファッション感度の高い層から支持を得ています。状態が良く、ギャランティーカードなどが揃っていれば、買取価格が70万円になる可能性もあります。
ボーイシャネル
状態 | 買取価格相場 |
---|---|
一般的な劣化・使用感あり | 6〜20万円 |
非常に状態がよく、使用感がないもの | 30〜60万円 |
シャネルの最愛の人、アーサー・ボーイ・カペルにちなんで名付けられた「ボーイシャネル」。ハンターの弾薬入れから着想を得た、ボーイッシュなデザインが特徴です。
近年、価格改定で値上がりしたため、中古市場の需要が増えています。
30年前のシャネルバッグを高価買取してもらうコツ
シャネルのバッグの買取価格は、以下の要素で大きく変動します。
要素 | 詳細 |
---|---|
付属品 | ギャランティカード、保存袋、箱など |
バッグの状態 | 型崩れ、角スレ、汚れ、ベタつきなど |
モデルの人気 | マトラッセ、ダイアナなど |
希少性 | 限定品など |
色 | 人気の定番カラーかどうか |
タイミング | 市場の需要と供給 |
査定業者の専門性 | ブランド買取の知識と経験 |
30年前のシャネルを売るときにチェックしておきたいのが、内部のベタつき。とくに日本は多湿なため、「使わずに長期間しまっておいた」というシャネルのバッグでは内部にベタつきが発生していることも少なくありません。
このベタつきがひどいと、外観やその他状態がよくとも査定額が下がる可能性があります。
また「色」に関しては、ブラックやベージュなどの定番カラーが高評価になりやすい傾向があります。ファッションに取り入れやすいカラーなため、中古市場でも安定した需要があります。
下記のコツを参考に、少しでも高価買取を目指しましょう。
付属品を揃える
以下の付属品が揃っているほど、再販しやすくなるため買取価格がアップします。特にギャランティカードやシリアルシールは「本物であること」を証明する上で重要です。手元にあるなら必ず一緒に査定に出しましょう。
- ショルダーベルト
- ギャランティカード
- シリアルシール
- 保存袋
- 箱
バッグを綺麗にする
当然ながら、状態が良いバッグほど高値が付きやすくなります。査定前に軽くメンテナンスしておくことで、少しでも高く売れる可能性が上がります。
柔らかい布でホコリを払ったり、軽く擦って落ちる汚れを落としたり、内部のゴミを取り除いたりしておきましょう。
ただし、過度な自己修理やクリーニングは逆にマイナス評価になることもあるため、心配な場合はそのままの状態で査定に出しましょう。
人気モデルを優先
「マトラッセ」「ダイアナ」「2.55」などの人気モデルは、相場が安定しており需要も高いため、買取価格に期待が持てます。さらに定番カラーを持っていれば、まずはそれらを優先的に査定に出してみると良いでしょう。
売り時を見極める
中古市場にもトレンドがあり、高い買取価格を狙うなら、需要の高いタイミングで売るのがコツです。例えば、シャネルが価格改定を行った直後や、有名人の使用が報道された直後などは、注目が集まりやすくなります。
シャネルは近年定価が値上げされており、それに伴って中古市場も活発化しています。状態の良いヴィンテージバッグは、需要が高まっている今が絶好の売却タイミングと言えるでしょう。
信頼できる買取業者を選ぶ
シャネルのような高級ブランド品は、知識と経験のある業者で査定してもらうことが大切です。相場感を熟知した査定士であれば、状態や付属品も含めて正当に評価してくれます。
買取業者を選ぶ際は、必ずブランド買取を積極的に行っている業者を選びましょう。ブランド買取の実績や、査定士の資格などをホームページで確認すると良いでしょう。
30年前のシャネルバッグの見分け方
ヴィンテージのシャネルバッグは、現行モデルにはないディテールが随所に見られ、それらが見分ける際のヒントになります。
20〜30年前のヴィンテージシャネルバッグによく見られる特徴を以下にまとめました。30年前のすべてのバッグに必ず共通する要素というわけではありませんが、“傾向”としてチェックしてみましょう。
ココマークのサイズ
90年代に流通していたバッグには、大胆で存在感のある大きめのココマークがあしらわれているものが多数あります(※モデルにもよる)。
近年のシャネルのバッグは、小さめや目立ちにくいココマークを採用しているものが多く、アイコニックなココマークは古いシャネルバッグの特徴のひとつです。
ゴールドカラーの色味
80年代後半〜90年代に発売されたシャネルバッグでは、華やかなゴールドの装飾も特徴的です。近年発売のシャネルのバッグにおいてもゴールドはあしらわれていますが、ヴィンテージバッグと比較するとやや都会的でスマートな印象の色味。30年前のシャネルバッグは、重厚感を感じさせる濃いめのゴールドカラーです。
シリアルナンバー
シャネルのバッグにはシリアルナンバーがあり、「ギャランティカード」やバッグ内側の「シリアルシール」に記載されています。これはおおよその製造年代を判断する大きな手がかりとなります。
シリアルナンバーの桁数 | 製造年代 |
---|---|
6桁 | 1980年代半ば |
7桁で0番台 | 1980年代後半 |
7桁で1番台〜3番台 | 1990年代前半〜半ば |
7桁で5〜7番台 | 2000年前後 |
上記以外にも、素材や縫製の技術、刻印のフォント、ファスナーの形状など、細かな点で見分けるポイントがあります。
シャネルのヴィンテージバッグに関する情報は、シャネル公式サイト や信頼できるヴィンテージショップのサイトなどを参考にすると良いでしょう。偽物も多く出回っているので、真贋を見極める目を養うことが大切です。
30年前のシャネルバッグ買取に関するQ&A
30年前のシャネルバッグの買取について、よくある質問にお答えします。
状態が悪いバッグでも売れる?
状態が悪い、ボロボロのバッグでも売れる可能性は十分にあります。シャネルは元々の作りが非常に丁寧で、多少ダメージがあっても修復を前提に買取る業者も多く存在します。
角スレ、汚れ、チェーンの劣化などがあっても、価値があると判断されることがあるため、まずは査定に出してみるのがおすすめです。内側のベタつきについても、クリーニングで改善できる場合があります。諦めずに査定に出してみましょう。
40年前のシャネルバッグは売れる?
40年前のシャネルバッグも売れる可能性があります。30年前と同様に、状態やモデル、需要によって買取価格は変動します。
40年前のバッグはヴィンテージとしての価値が高まっている場合があり、コレクターからの需要も見込めます。特に希少なモデルや限定品であれば、高価買取が期待できるでしょう。
ギャランティカードや保存袋などの付属品があれば、さらにプラス査定となります。まずは専門の買取業者に査定を依頼し、価値を判断してもらうことをおすすめします。
シリアルナンバーがないバッグでも売れる?
シリアルナンバーがないシャネルバッグでも売れる場合があります。シリアルナンバーは真贋判定の重要な要素ですが、古い時代のバッグにはシリアルナンバーがないものも存在します。
その場合、素材や縫製、金具などのディテールから真贋を判断します。信頼できる買取業者であれば、シリアルナンバーがなくても適切に査定してくれるでしょう。
ただし、シリアルナンバーがない場合は買取価格が下がる可能性があるため、事前に業者に相談することをおすすめします。
買取業者はどのように選べば良い?
買取業者を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
ポイント | 詳細 |
---|---|
専門性 | シャネルなどの高級ブランド品に精通した専門業者を選ぶことが重要です。豊富な知識と経験を持つ査定士が在籍しているか確認しましょう。 |
実績 | 過去の買取実績や顧客からの口コミを参考に、信頼できる業者を選びましょう。 |
査定方法 | 無料査定が可能か、査定方法は自分に合っているか確認しましょう。出張買取、宅配買取、店頭買取など、様々な方法があります。 |
手数料 | 査定手数料やキャンセル料、振込手数料などが発生するかどうか確認しましょう。 |
買取価格 | 複数の業者に査定を依頼し、買取価格を比較検討しましょう。 |
上記に加えて、国民生活センターのウェブサイトなどで、悪質な買取業者に関する情報を確認することもおすすめです。
売却する際の注意点
シャネルバッグを売却する際には、以下の点に注意しましょう。
- 付属品を揃える:ギャランティカード、保存袋、箱などの付属品は、買取価格に影響します。できる限り揃えて査定に出しましょう。
- バッグを綺麗にする:バッグの表面の汚れやほこりを軽く落とすことで、印象が良くなり、査定額アップに繋がる可能性があります。ただし、過度なクリーニングは逆効果になる場合があるので注意が必要です。
- 複数の業者に査定を依頼する:買取価格は業者によって異なるため、複数の業者に査定を依頼し、比較検討することが大切です。
- 個人情報の取り扱い:買取業者に個人情報を提供する際には、プライバシーポリシーなどを確認し、適切な取り扱いを行っているか確認しましょう。
まとめ
30年前のシャネルバッグは、ヴィンテージ需要の増加や希少価値の高さから、高額で取引される可能性があります。特にマトラッセやダイアナといった人気モデルは高値が期待できます。
買取価格を上げるには、付属品を揃え、バッグを綺麗にし、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。ココマークのサイズやシリアルナンバーで真贋を見極めることも大切です。
状態が悪くても買取可能な場合もありますので、諦めずに査定に出してみましょう。この記事が、30年前のシャネルバッグの売却を検討している方の参考になれば幸いです。
出張買取ブランダー

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