履かなくなった靴、どうしていますか?「ノーブランドだから売れないかも」「人気のナイキのスニーカーはいくらになる?」そんな疑問をお持ちの方へ。この記事では、あなたの靴が出張買取で売れるのか、ノーブランドやナイキの買取相場を徹底解説します。適切な準備をすれば、ノーブランドでも高値が期待できる靴でも、出張買取で手間なく高く売れる可能性が高まります。もう履かない靴を賢く現金化するための全てが分かります。
目次
あなたの靴、買取対象になる?どんな靴が売れるか徹底解説
履かなくなった靴を手放したいと思ったとき、「こんな靴でも売れるのかな?」と気になる方は多いはずです。結論からいうと、ブランドや状態次第では幅広い種類の靴が買取対象になります。
買取対象となる靴の種類と特徴
靴の買取市場では、様々な種類の靴が取引されています。特に高額査定が期待できるのは、以下の特徴を持つ靴です。
- ブランド靴:『Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)』や『GUCCI(グッチ)』、『Hermès(エルメス)』といったラグジュアリーブランドの靴は、その希少性とブランド価値から高価買取が期待できます。また、『JIMMY CHOO(ジミーチュウ)』『DIANA(ダイアナ)』などの人気レディースブランド靴も安定した需要があります。
- スニーカー:『NIKE(ナイキ)』や『Adidas(アディダス)』の限定モデルやコラボスニーカー、『New Balance(ニューバランス)』のコラボモデルなど、希少性の高いスニーカーは市場価値が高く、思わぬ高額査定につながることも少なくありません。
- ビジネスシューズ・革靴:ビジネスマンに愛用される『REGAL(リーガル)』や『SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)』などの革靴やビジネスシューズも、手入れが行き届いていれば需要があるため安定して取引されています。『JOHN LOBB(ジョンロブ)』や『Edward Green(エドワードグリーン)』といった高級ブランドの革靴は、さらに高額買取が期待できます。
これらの靴は、ファッションアイテムとしてだけでなく、コレクションや投資対象としての価値も評価されるため、状態が良ければ高値がつきやすい傾向にあります。
ノーブランドの靴は売れる?買取の可否と条件
「ノーブランドの靴は売れない」と思われがちですが、一概にそうとは言い切れません。確かにブランド価値がないため、一般的な中古品買取店では値段がつきにくいケースが多いです。しかし、以下の条件に当てはまる場合は買取対象となる可能性があります。
- 未使用に近い、または新品同様の状態:全く履いていない、または数回程度の使用で非常にきれいな状態であれば、買い手が見つかる可能性があります。
- デザイン性が高い、または特定の需要がある:特定のジャンル(例えば、ハンドメイド品、特定の素材を使った靴、ユニークなデザインなど)で、ニッチな需要がある場合は買取対象となることがあります。
- 素材が良い、または機能性が高い:上質な天然皮革を使用している、または特定の機能(防水、軽量など)に優れている場合、ブランドがなくても評価されることがあります。
ただし、多くの買取業者では、ノーブランドの靴は買取不可、または無料での引き取りとなることが多いです。査定に出す際は、事前に業者にノーブランド品の買取可否を確認することをおすすめします。
状態が悪い靴でも売れる?買取不可となるケース
靴の状態は買取価格を大きく左右する重要な要素です。一般的に、状態が悪い靴は買取不可となるか、大幅に査定額が下がります。具体的にどのような状態の靴が買取不可となりやすいのかを見ていきましょう。
以下のような状態の靴は、買取が難しいケースが多いです。
- 加水分解によるソールの劣化:特にスニーカーに多く見られる現象で、ソールがボロボロになったり、剥がれていたりする場合、修復が困難なため買取不可となります。
- 著しい汚れやカビ、異臭:見た目が非常に汚れている、カビが生えている、タバコやペット、体臭などの強い臭いが染み付いている靴は、衛生面や再販の難しさから買取を断られることが多いです。
- 大きな傷、破れ、穴あき:アッパー部分に目立つ傷がある、素材が破れている、穴が開いているなどの損傷がある場合も買取不可となる可能性が高いです。
- ソールの著しい減り:かかとやつま先など、ソールの減りが激しい靴は、使用感が強く、購入後の耐久性にも問題があるため、買取対象外となることがあります。
- 左右でサイズが異なる、片方のみ:当然ですが、ペアとして機能しない靴は買取不可です。
ただし、一部の買取業者では、状態が悪くても「引き取り」という形で対応してくれる場合もあります。まずは諦めずに査定に出してみることが大切です。
靴の買取相場を徹底解説!ナイキや革靴、ブランド靴の価格帯
履かなくなった靴を手放す際、どれくらいの価格で売れるのかは誰もが気になるポイントです。靴の買取相場は、ブランド、モデル、状態、付属品、流行など多岐にわたる要素で決まります。ここでは、特に人気の高いスニーカー(NIKE(ナイキ)中心)、ビジネスシューズ・革靴、そしてレディースブランド靴に焦点を当て、具体的な買取相場と高額査定のポイントを詳しく解説します。
スニーカーの買取相場【NIKE(ナイキ)中心に解説】
スニーカーはファッションアイテムとしてだけでなく、コレクションや投資対象としての需要が高く、市場価値が変動しやすいジャンルです。特にNIKE(ナイキ)は、限定モデルやコラボ品が発売直後からプレミア価格がつくことも珍しくありません。
| ブランド/モデル | 買取相場(目安) | 高額査定のポイント |
|---|---|---|
NIKE(ナイキ)エアジョーダンシリーズ |
定番モデルは1万円〜3万円前後。 コラボや限定モデルは5万〜10万円以上になるケースも。 |
世界中でコレクターが多く、特に人気カラーや未使用品、箱付きは高額査定。 |
NIKE(ナイキ)ダンクSB |
人気カラーや数量限定は2万円〜7万円ほど。 発売直後はプレミア価格がつきやすい。 |
スケートボードカルチャーと密接な関係があり、希少性の高いモデルやコラボレーションモデルは高値。 |
Adidas(アディダス)イージーブースト |
2万円〜8万円前後。 人気モデルは発売から数年経っても高額維持。 |
Kanye Westとのコラボで人気を博し、限定生産や人気カラーは安定した高値。 |
New Balance(ニューバランス)コラボモデル |
1万円〜5万円ほど。 特にM1300やM1500など名作シリーズは安定して高値。 |
他ブランドやショップとのコラボレーションモデルは、希少価値が高く高額査定に繋がりやすい。 |
スニーカーの査定では、ソールやヒールの減り具合、アッパーの傷や汚れ、加水分解の有無が大きな判断材料となります。また、購入時の箱、替え紐、タグなどの付属品が揃っていると、査定額アップにつながりやすい傾向があります。
ビジネスシューズ・革靴の買取相場
ビジネスマンや靴好きから支持される革靴は、手入れが行き届いていればリユース市場で安定した需要があります。特に高級ブランドの革靴は、その品質と耐久性から高額査定が期待できます。
| ブランド | 買取相場(目安) | 高額査定のポイント |
|---|---|---|
| REGAL(リーガル) |
量販ブランドのため数千円〜1万円程度が中心。 美品や限定ラインは1万5千円を超えることも。 |
国内での知名度が高く、定番モデルや未使用に近い状態は需要が高い。 |
| SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン) | 1万円〜2万円前後。 | 革の質感やグッドイヤーウェルト製法などの製法の良さから中古市場でも人気が高い。 |
| JOHN LOBB(ジョンロブ)、Edward Green(エドワードグリーン)、Alden(オールデン)などの高級ブランド |
3万円〜10万円以上。 新品未使用やシューツリー付きならさらに高額。 |
世界最高峰の品質とデザインで、モデルの人気、革の状態、付属品の有無が重要。 |
| Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)、Church’s(チャーチ)など英国靴 | 1万5千円〜5万円前後で取引されることが多い。 | 堅牢な作りと普遍的なデザインで人気。定番モデルや状態の良いものは高評価。 |
革靴は手入れの有無で査定額が大きく変わります。シューツリーで型崩れを防いでいた靴や、定期的に磨かれていた靴は、革の状態が良好に保たれているため高く評価されやすいです。また、ソールの状態やヒールの減り具合も重要なチェックポイントです。
レディースブランド靴の買取相場
女性向けのブランド靴は、流行に左右されやすい傾向がありますが、CHANEL(シャネル)やHermès(エルメス)のようなラグジュアリーブランドのアイコン的なモデルや、Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)、JIMMY CHOO(ジミーチュウ)などの人気ブランドは安定した需要があります。
| ブランド | 買取相場(目安) | 高額査定のポイント |
|---|---|---|
| CHANEL(シャネル) | 1万円〜5万円前後。 | マトラッセなどアイコニックなデザインのパンプス・サンダルは安定した需要。付属品も重要。 |
| JIMMY CHOO(ジミーチュウ) | 5千円〜3万円前後。 | 未使用に近いヒール・パンプスや人気サイズは高額。スタッズなどの装飾も評価対象。 |
| Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン) | 1万円〜4万円前後。 | パンプス・ヒールはソールの赤がきれいに残っているものほど評価が高い。 |
| Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ) | 数千円〜1万5千円前後。 | ヴァラシリーズなど定番は安定した売却価格。状態の良さが鍵。 |
| GUCCI(グッチ) | 1万〜6万円前後。 | ホースビットローファーやGGパターンのサンダルなど定番人気は高額査定の傾向。 |
| Hermès(エルメス) | 2万〜10万円以上。 | オランなど人気サンダルは特に高額取引される。素材やカラーも査定に影響。 |
| CELINE(セリーヌ) | 8千円〜4万円前後。 | モダンなデザインや近年モデルは高め。フィービー・ファイロ期のアイテムも人気。 |
レディースブランド靴は、サイズとデザインが需要を大きく左右します。流行のカラーやシルエットであること、そしてヒールの傷やソールの状態が良好であることは、高額査定につながる重要な要素です。
その他、COACH(コーチ)、Sergio Rossi(セルジオロッシ)、DIANA(ダイアナ)、BALLY(バリー)、MIU MIU(ミュウミュウ)、YSL(イヴ・サンローラン)、銀座カネマツ、銀座ヨシノヤなどのブランドも買取対象となりますが、相場は上記ハイブランドと比較して控えめになる傾向があります。特に国内ブランドは、状態が非常に良いものでも数千円程度が中心となることが多いです。
買取価格を左右する重要なポイント
靴の買取価格は、単にブランド名だけで決まるわけではありません。以下の要素が複合的に影響し、最終的な査定額が算出されます。
ブランドの知名度と人気
世界的に有名なハイブランドや、スニーカーでいえばNIKE(ナイキ)やAdidas(アディダス)の限定モデルなど、市場での人気が高いブランドは高値がつきやすいです。特にコレクター需要のあるモデルは、プレミア価格で取引されることもあります。
モデルの希少性と需要
定番モデルよりも、限定発売されたモデルやコラボレーションモデル、生産数が少ない希少なモデルは、需要が供給を上回り、高額査定につながりやすい傾向にあります。
靴の状態
使用感が少なく、新品に近い状態であるほど高額査定が期待できます。具体的には、ソールやヒールの減り具合、アッパーの傷や汚れ、型崩れの有無、ニオイ、加水分解などの経年劣化が厳しくチェックされます。事前の手入れで印象を良くすることが重要です。
付属品の有無
購入時の箱、保存袋、替え紐、ギャランティカード(保証書)などが揃っていると、商品の信頼性が増し、査定額アップにつながります。特にハイブランド品や限定スニーカーでは、付属品の有無が数千円から数万円の差になることも珍しくありません。
売却時期とトレンド
サンダルやブーツなどの季節物、また流行に左右されやすいスニーカーやレディースブランド靴は、需要が高まるシーズン前やトレンドが色褪せる前に売却することで、高値がつきやすくなります。
高く売るための準備と査定アップの秘訣
履かなくなった靴を売る際、少しの工夫で買取価格が大きく変わることがあります。査定士に良い印象を与え、適正な価格で買い取ってもらうための準備と秘訣をご紹介します。
事前のお手入れで印象アップ
靴は「履くもの」であるため、清潔感は査定において非常に重要なポイントです。査定に出す前に、できる限りきれいな状態にしておくことで、査定士の第一印象が向上し、高額査定につながる可能性が高まります。
- 土やホコリの除去:靴底やアッパーに付着した土やホコリは、柔らかいブラシや布で丁寧に落としましょう。
- スニーカーの拭き取り:アッパー部分は、固く絞った布で汚れを拭き取ります。素材によっては専用クリーナーの使用も検討してください。
- 革靴のケア:革靴は、専用のクリーナーで汚れを落とした後、革の色に合ったクリームで磨き、艶を出しておくと見違えるほど印象が良くなります。
- 型崩れの防止:長期間保管していた靴や、型崩れが気になる靴には、シューツリー(シューキーパー)を入れて形を整えておきましょう。型崩れがない靴は、大切に扱われていた証拠としてプラス評価につながります。
- インソールの手入れ:インソール(中敷き)の汚れや臭いもチェックし、可能な範囲で拭き取るか、消臭スプレーなどで対策しておくと良いでしょう。
これらの手入れは、靴本来の価値を正しく評価してもらうための第一歩です。手間を惜しまず丁寧に行うことで、「大切に履かれていた靴」という印象を与え、査定額アップが期待できます。
付属品の有無が査定額に影響
ブランド靴や限定スニーカーなど、特に価値の高い靴を売る場合、購入時に付属していたものが揃っているかどうかで、査定額に大きな差が出ることがあります。付属品は、その靴が本物であることの証明にもなり、再販時の価値を高める要素となるため、大切に保管しておきましょう。
以下の付属品がある場合は、必ず一緒に査定に出してください。
- 元箱:購入時のブランドロゴが入った箱は、商品の価値を保つ上で重要です。
- 保存袋:ハイブランドの靴によく付属する布製の保存袋も、綺麗な状態であればプラス評価です。
- 替え紐:スニーカーなどに付属する替え紐も、未使用であれば査定額アップにつながります。
- ギャランティカード(保証書):特に高級ブランド品の場合、ギャランティカードは正規品であることの証明となり、査定額に大きく影響します。
- レシートや購入証明書:購入時のレシートやオンラインストアの購入履歴なども、本物であることの信頼性を高める資料となります。
これらの付属品が揃っていると、未使用品に近い状態として評価されやすく、特に限定モデルや人気ブランド品では、数千円から数万円の差が出ることも少なくありません。
シーズンやトレンドを意識した売却時期
靴の買取市場では、季節性や流行(トレンド)が査定額に大きく影響します。需要が高まる時期に売却することで、より高値での買取が期待できます。
- 季節物の靴:サンダルやブーツ、レインブーツなど、季節感が強い靴は、そのシーズンが始まる少し前に売却するのがベストです。例えば、夏物のサンダルは春先に、冬物のブーツは秋口に売るのがおすすめです。需要が高まる時期に流通させることで、買取業者が再販しやすくなるため、高額査定につながります。
- スニーカーやレディースブランド靴:これらのジャンルは、ファッションの流行に左右されやすい傾向があります。「もう履かない」と判断したら、できるだけ早く売却することをおすすめします。流行が過ぎてしまうと、急激に価値が下がるケースも少なくありません。
- 定番モデル:ナイキのエアジョーダンや革靴の定番モデルなど、常に一定の需要がある靴は、比較的時期を選ばずに売却できますが、それでも状態が良いほど高値がつきます。
買取業者も、再販のしやすさや在庫リスクを考慮して査定額を決定します。そのため、最も需要が見込まれるタイミングで売却することが、賢く靴を売るための秘訣と言えるでしょう。
靴の買取方法を比較!出張買取がおすすめの理由
履かなくなった靴を手放す際、買取方法は大きく分けて「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の3種類があります。それぞれに異なる特徴があり、売りたい靴の種類や量、ライフスタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。特に、大量の靴や重い革靴を売りたい方には、自宅で完結する出張買取が非常に便利でおすすめです。
| 買取方法 | 主な特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 店頭買取 | 直接店舗に靴を持ち込み、その場で査定・買取を行う方法。 |
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| 宅配買取 | 売りたい靴を梱包し、買取業者に送付して査定・買取を行う方法。 |
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| 出張買取 | 買取業者の査定士が自宅まで訪問し、その場で査定・買取を行う方法。 |
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店頭買取のメリット・デメリット
店頭買取は、売りたい靴を直接店舗に持ち込み、その場で査定してもらう最もスタンダードな方法です。最大のメリットは、査定額に納得できればその場で現金を受け取れる点でしょう。急いで現金化したい場合や、査定士と直接コミュニケーションを取りながら価格交渉をしたい方には適しています。
しかし、デメリットとしては、靴を店舗まで持ち運ぶ手間が挙げられます。特に大量の靴を売りたい場合や、重いビジネスシューズ・革靴などは、持ち運びが大きな負担となります。また、店舗の営業時間内に来店する必要があり、混雑時には待ち時間が発生することもあります。もし買取不可となった靴は、再び自宅まで持ち帰らなければなりません。
宅配買取のメリット・デメリット
宅配買取は、売りたい靴を段ボールなどに梱包して買取業者に送り、査定してもらう方法です。全国どこからでも利用できるため、近くに買取店舗がない方や、自分のペースで準備を進めたい方に非常に便利です。非対面で取引が完結するため、忙しい方でも気軽に利用できます。
一方で、梱包材の準備や発送作業は自分で行う必要があります。また、靴が業者に到着してから査定が行われるため、査定結果が出るまで数日かかり、現金が手元に届くまでにはさらに時間がかかることもあります。査定額に納得がいかず返送を希望する場合、返送料が自己負担となるケースもあるため、事前に確認が必要です。
出張買取のメリット・デメリット【大量の靴も安心】
出張買取は、買取業者の査定士がお客様の自宅まで訪問し、その場で靴を査定・買取してくれるサービスです。この方法の最大の魅力は、自宅にいながら全ての買取プロセスを完結できる点にあります。特に、大量の靴をまとめて売りたい場合や、重くてかさばる革靴、箱付きの限定スニーカーなど、持ち運びが困難なアイテムを処分したい場合に、その利便性は際立ちます。
査定士が自宅に来てくれるため、運搬の手間が一切かからず、その場で査定額を提示し、多くの場合即日現金化が可能です。また、靴だけでなく、他の不用品(衣類、バッグ、アクセサリーなど)もまとめて査定してもらえる業者も多く、家全体の片付けにも役立ちます。専門知識を持った査定士が来てくれるため、ナイキなどのブランドスニーカーや高級革靴も適正な価格で評価されやすいでしょう。
デメリットとしては、業者によって対応エリアが限定されていることや、事前に日程調整が必要な点が挙げられます。また、自宅に査定士を招き入れることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。しかし、これらの点を考慮しても、手間なく効率的に、そして安全に大量の靴を処分したい方にとっては、出張買取は最もおすすめの選択肢と言えるでしょう。
靴の買取で失敗しないための注意点
履かなくなった靴を売却する際、安心してスムーズな取引を行うためには、いくつかの重要な注意点を押さえておくことが不可欠です。特に初めて買取サービスを利用する方は、以下のポイントを事前に確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。
アポなし訪問業者には要注意
自宅に突然訪問してきて「不用品を買い取ります」と持ちかける業者には、絶対に注意してください。このようなアポなし訪問による買取は、特定商取引法によって原則禁止されています。消費者庁のウェブサイトでも注意喚起がなされており、消費者を保護するための重要なルールです。不審な業者が自宅を訪れても、安易に家の中に招き入れたり、その場で買取契約を結んだりすることは避けましょう。買取を検討しているのであれば、必ずご自身で信頼できる買取業者を選び、事前に連絡して査定を依頼することが賢明です。
偽物・コピー品の持ち込みは厳禁
ブランドの偽物やコピー品を買取に出すことは、法律で固く禁じられています。たとえ故意でなかったとしても、偽物と発覚した場合には買取不可となるだけでなく、最悪の場合、商標法違反として法的なトラブルに発展する可能性も否定できません。特許庁のウェブサイトでも、偽造品・模倣品の流通に対する厳しい姿勢が示されています。お手持ちの靴が正規購入品であることを証明できる、購入時のレシート、ギャランティカード、ブランドの箱、タグなどの付属品は、査定時に必ず提示しましょう。もし、ご自身が偽物と知らずに購入してしまった靴であっても、買取店では正規品として扱えないため、トラブルを避けるためにも、不明な点は事前に確認することが重要です。
信頼できる買取業者の選び方
靴の買取を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが最も重要です。買取価格は業者によって大きく異なるため、特にブランド靴や希少なスニーカーを売却する際には、専門知識を持った査定士が在籍する業者を選ぶことが高額査定への近道となります。以下の点を参考に、慎重に業者を選びましょう。
- 古物商許可証の有無:買取業者は必ず公安委員会から「古物商許可証」を取得しています。公式サイトなどで許可番号が明記されているか確認しましょう。
- 買取実績と専門性:靴、特にスニーカーや革靴、ブランド靴の買取実績が豊富であるかを確認します。専門性の高い業者ほど、市場価値を正確に判断し、適正な価格を提示してくれます。
- 査定士の対応:査定士の対応が丁寧で、質問に対して明確に答えてくれるかどうかも重要なポイントです。疑問点を解消し、納得した上で取引を進められる業者を選びましょう。
- 口コミや評判:インターネット上の口コミサイトやSNSなどで、実際に利用した人の評判をチェックするのも有効です。ただし、情報源の信頼性には注意が必要です。
- 複数業者での比較:可能であれば、複数の業者に査定を依頼し、見積もりを比較検討することをおすすめします。これにより、お手持ちの靴の適正な市場価値を把握しやすくなります。
- 出張買取の対応と費用:出張買取を検討している場合は、対応エリアや出張費、キャンセル料の有無なども事前に確認しておきましょう。
これらのポイントを踏まえ、ご自身に合った信頼できる買取業者を見つけることが、満足のいく靴の売却につながります。
靴の買取に関するよくある質問(Q&A)
靴を買取に出す際によくある疑問を紹介します。
買いクル、セカンドストリート、ブックオフの靴買取対応は?
買いクル、セカンドストリート、ブックオフのいずれの買取サービスにおいても靴の買取を行なっていますが、その対応範囲は異なります。各買取業者の靴の買取対応状況をまとめました。
| 買取業者 | 買取対象の靴 | 買取不可規定(主な例) |
|---|---|---|
| 買いクル | ブランドもノーブランドも査定対象。 | 著しく状態が悪いものや、使用感の強いノーブランド品は買取不可になる場合も。 |
| セカンドストリート | ブランド靴、ノーブランド靴問わず幅広い靴が対象。 |
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| ブックオフ | 同社“指定ブランド”の革靴・スニーカーのみが査定対象。 |
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上記は2025年9月時点の情報です。詳細・最新情報は各社公式HPでご確認ください。
中古の靴は汚そうだけど売れる?
中古靴について、「靴は外を歩くものだから汚そう」「臭いが気になる」と感じる方もいるでしょう。確かに状態次第では値段がつかない場合もありますが、結論からいえば中古でも売れる靴はたくさんあります。
その理由として、まず人気ブランドや限定モデルは「多少の使用感があっても欲しい」と考える人が多いためです。特にナイキの限定スニーカーや高級革靴などは、中古市場でしか手に入らない希少性から需要が高まります。また、スニーカーや革靴のコレクターは、中古市場から「お宝」を探し求めるケースも少なくありません。
さらに、「自分でクリーニングして履きたい」という購入者もおり、需要がしっかり存在します。「スニーカー500円クリーニング」といったサービスを展開するクリーニング店もあり、中古靴を買ったあとにプロの手で清潔にしてから履く人もいるため、多少の使用感があっても買取対象となる可能性は十分にあります。
まとめ
履かなくなった靴は、ノーブランドでも状態や種類によっては買取可能です。特にナイキのエアジョーダンやダンクSBといった人気スニーカーは高額査定が期待できます。高く売るためには、事前のお手入れや付属品の準備、適切な売却時期が重要です。大量の靴や持ち運びが難しい場合は、自宅で完結する出張買取が非常に便利で、手間なく手放せるでしょう。本記事で解説したポイントを参考に、信頼できる業者を選んで賢く売却し、クローゼットをすっきりさせましょう。